以下の手順にてVMware Toolsの再インストールを行ってください。
Vmware Toolsの手動バージョンアップも同様の手順となります。
■ VMware Tools 推奨バージョン
VMware Tools 10.x 以降
※2018年9月時点の情報となります
※取得可能な最新版のご利用を推奨いたします
■ サーバー再起動について
VMware Toolsは、同梱の各種ドライバを最新化する必要が無い場合、サーバーの再起動を行わなくても再インストールすることが可能です。
すべてのモジュール・ドライバを反映させたい場合は、再起動を実施することを推奨いたします。
■ 注意事項
・本作業を行う場合には、途中で中断されないよう、作業時間を十分に確保して実施いただくよう
お願いいたします。
・本作業を行う前に、バックアップ(ワンデイスナップショット、イメージ取得)を行うことを
お勧めいたします。
・RedHat系サーバーでVMware Toolsの再インストールを行われる際、サーバーの再起動が伴います。
また、増設ディスクを追加されているサーバーの再起動を行われる際、OS起動時にfsckが実行され、
fsckが完了するまでの間、OSの起動に時間を要する可能性がございます。
Linux系OSで実行されるfsckを制御する場合につきましては、下記FAQにて
制御方法をご案内しておりますので、併せてご参照いただけますと幸いでございます。
公式FAQ【Linux系OSで定期的に実行されるfsckを制御したい】
https://faq.support.nifcloud.com/faq/show/43?site_domain=default
Windows系サーバー、Linux系サーバー 共通手順
以下のファイルが存在する場合は、事前に以下ディレクトリのファイルを削除した上で、VMware Toolsのインストールをお試しください。
・Windows系サーバーの場合
C:\Windows\Temp\vmware-SYSTEM\VMwareToolsUpgrader.exe
・Linux系サーバーの場合
/tmp/vmware-root
/tmp/vmware-tools-distrib
Linux系サーバー 再インストール手順
1.VMware Toolsのダウンロード
VMware社のサイトからVMware Toolsをダウンロードします。(MyVMware登録が必要です)
ダウンロードしたファイルは、再インストール対象のサーバーへ転送しておきます。
※以降、バージョン10.2.1、tar.gz版を例に手順を記載いたします。
2.ダウンロードしたファイル解凍
ダウンロードしたファイルを解凍します。
# tar xzvf VMware-Tools-core-10.2.1-8267844.tar.gz
3.ISOファイルのマウント
以下のFAQを参考に、ISOファイルをマウントします。「linux.iso」がマウント対象です。
OS上でのISOマウント方法を教えてください。(Red Hat Enterprise Linux / CentOS / Ubuntu)
ISOマウント後、以下のtar.gzファイルが存在することを確認します
VMware-Tools-core-10.2.1-8267844.tar.gz