■ 対象バージョン
・マルチロードバランサー(v1.3)
・マルチロードバランサー(v2系)
※1 MLB = マルチロードバランサー
※2 「ネットワーク1」と「ネットワーク2」の両方にネットワークを指定している場合
※3 マルチロードバランサーv1のみ
A.ファイアウォールの設定不備
ファイアウォールが必要なポートを許可していない可能性がございます。
ファイアウォールの設定について、コントロールパネルとOS上にてご確認いただき、
必要となるポートが拒否されている場合は許可してください。
以下、コントロールパネルとOS上でのファイアウォール設定の確認方法となります。
◆コントロールパネルからファイアウォールの設定の確認方法
左メニュー ファイアウォール → 該当ファイアウォールのVを展開、「ログ」タブをクリックします。
設定したルールにより拒否された通信のログが表示されます。
クラウド操作方法ガイド【コンピューティング:ファイアウォールの一覧】
◆OS上の設定の確認方法
以下をご参照ください。
クラウド操作方法ガイド【コンピューティング:ファイアウォール:通信設定(iptables・Windows ファイアウォールなど)との併用】
B.ポート設定のプロトコルが適切でない
マルチロードバランサーにおけるポート設定のプロトコルが適切でない可能性がございます。
Sorryページを利用するには、ポート設定のプロトコルに HTTP、もしくは、
HTTPSを指定する必要がございます。
TCP、UDPを指定されている場合、Sorryページは利用できません。
C.サーバーのルーティング設定不備
振り分け先のサーバーにおけるルーティング設定がされていない可能性がございます。
D.MLBのルーティング設定不備
マルチロードバランサーのルーティングの設定不備により、
マルチロードバランサーが接続元へ応答を送信できないことが原因として考えられます。
マルチロードバランサーが直接接続しているL2セグメントとは異なる箇所からアクセスする場合には、
ルートテーブルを設定する必要がございます。
(ただし、マルチロードバランサーが共通グローバルネットワークに接続しており、
インターネット経由で接続する場合は該当しません。)
E.サーバー上の設定が誤っている
下記原因の可能性が考えられます。
◆OS上のファイアウォール(iptablesなど)が、通信をブロックしている場合
OS上のファイアウォール(iptablesなど)の設定を確認いただき、
必要となるポートが拒否されているようであれば、許可してください。
◆サーバー上で、必要なサービスが停止している場合
サービスを再起動してください。
F.仕様上不可
マルチロードバランサーv1において、以下は仕様上不可です。
・マルチロードバランサーv1とのping疎通
クラウド技術仕様/制限値【ネットワーク:マルチロードバランサーv1】
X. 上記に当てはまらない場合、下記項目を記載の上、お問い合わせをお願いします。
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- ニフクラID:
- 利用ゾーン:
- 発生日時:
- 現在のステータス:継続中 or 復旧済み
- 発生頻度:常時 or 稀に など
- 送信元 IP:
- 対象マルチロードバランサー:
- 問題の発生しているポート設定:TCP 443→80/TCP 80→80 など
- 問題の発生しているサーバー(※1):
- 通信経路上の要素(※2):
※1:特定のサーバーで問題が発生していることが確認できている場合は記載してください。
不明な場合は空欄で問題ございません。
※2:通信経路上に存在しているもの(VPN機器、ルーター、ロードバランサー ...等) があれば
記載してください。存在しない場合は空欄で問題ございません。
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ニフクラトラブルに関するお問い合わせ
https://pfs.nifcloud.com/inquiry/support.htm#basicsupport