原因として考えられること
ニフクラではネットワークごとにアドレスの割り当ての方式が異なります。
サーバーの対応するインターフェイスに対して、お客様にてそれぞれの方式に応じて
適切にOSのネットワーク設定をしていただく必要がございます。
下記に反する設定の場合、正しくIPアドレスが割り当てられていないとして、
「異常あり」のステータスとなることがあります。
・共通グローバルに接続しているインターフェイス: DHCP
・共通プライベートに接続しているインターフェイス: DHCP
・プライベートLANに接続しているインターフェイス: DHCP(※1)
※1 ルーターを作成・接続し、DHCPによるアドレス払い出しをする構成の場合
対処方法
インターフェイスに対するOS上のネットワーク設定を、接続しているネットワークに
適合したものになっているか確認し、必要に応じて修正してください。
■注意を要するケース (1)
お客様にて、OS上で設定したインターフェイスのネットワーク設定は、
次の操作によって作成されたサーバーにも引き継がれます。
・カスタマイズイメージとして保存した後、そのイメージからのサーバー作成
・サーバーのコピー
従いまして、OSのネットワーク設定が引き継がれることで、作成時に接続されるネットワークとして
適切でない設定を保持してサーバーが作成されることがございます。
この場合、作成後に接続されたネットワークに応じた適切な設定に修正してください。
または、サーバー作成時に想定しているニフクラでのネットワーク設定に応じて、
事前にOS上でのネットワーク設定を調整した上で、サーバーのコピーやイメージの保存を
実施することをご検討ください。
■注意を要するケース (2)
コントロールパネルでサーバーのネットワーク設定を変更し、グローバル側のネットワークへの接続を
削除した場合、OSのネットワークインターフェイスの認識が変更され、グローバル側インターフェイスに
対してのOSでの設定がプライベート側インターフェイスのものとして扱われるようになることがあります。
例えば、
共通グローバルとプライベートLANに接続しているサーバーで、グローバル側のネットワークへの接続を
コントロールパネルから削除すると、プライベートLANに接続しているインターフェイスに対して
元々、共通グローバル用に用意していたOSのネットワーク設定が適用されてしまうことがあります。
状況に応じて、次のFAQを参考にOSのネットワーク設定を修正してください。
公式FAQ【ネットワークインターフェース名を入れ替える方法を教えてください】