下記の方法により、ネットワークインターフェース名を入れ替えることができます。
●RHEL 5/6、CentOS 5/6 の場合
1. eth0、eth1 の設定ファイルをバックアップ
# cd /etc/sysconfig/network-scripts/
# cp -ip ifcfg-eth0 org_ifcfg-eth0
# cp -ip ifcfg-eth1 org_ifcfg-eth1
2. eth0、eth1 の設定ファイルを入れ替える
# cd /etc/sysconfig/network-scripts/
# cp -ip org_ifcfg-eth0 ifcfg-eth1
# cp -ip org_ifcfg-eth1 ifcfg-eth0
3. eth1 の MAC アドレスを確認
# ifconfig -a eth1
ether 00:50:56:XX:XX:XX txqueuelen 1000 (Ethernet)
4. eth0 の設定ファイルを変更
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
・最後の行(ONBOOT=yesの次の行)に以下を追記
HWADDR=00:50:56:XX:XX:XX
↑手順 3 で確認した MAC アドレスを記載
・DEVICE 行を変更
DEVICE=eth1 を DEVICE=eth0 に変更
5. eth0 の MAC アドレスを確認
# ifconfig -a eth0
ether 00:50:56:XX:XX:XX txqueuelen 1000 (Ethernet)
6. eth1 の設定ファイルを変更
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
・最後の行(ONBOOT=yesの次の行)に以下を追記
HWADDR=00:50:56:XX:XX:XX
↑手順 5 で確認した MAC アドレスを記載
・DEVICE 行を変更
DEVICE=eth0 を DEVICE=eth1 に変更
7. サーバーを再起動
8. eth0/eth1 が入れ替わっていることを確認
# ifconfig -a
●RHEL 7、CentOS 7、Rocky Linux 8、AlmaLinux 8以降の場合
RHELの仕様により、ネットワークインターフェース名の変更(入れ替え)は非推奨となっております。
そのため、動作には影響ございませんので、現状のままご利用ください。