• No : 3274
  • 公開日時 : 2024/03/07 14:43
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拠点間VPNゲートウェイをv3.X以前からv4.X以降にアップグレードしたところVPN通信に失敗した

回答

IPsec VTIを設定している場合

 
IPsec VTIを設定している拠点間VPNゲートウェイで自動追加されるルートのデスティネーションと、
重複するデスティネーションが存在するルートテーブルを設定した場合、v4.X以降では
正しくルーティングできない場合があります。
拠点間VPNゲートウェイに設定しているルートテーブルをご確認いただき、不要なルートを削除した
ルートテーブルを設定してください。
 
IPsec VTIの場合、対向拠点のCIDRのルーティングは自動設定されますので手動での設定は不要です。
詳細は以下をご参照ください。
 
▽ご参考
クラウド技術仕様/制限値【ネットワーク:拠点間VPNゲートウェイ:ルートテーブル】
 
通信不可能になる例
手動で設定したルートテーブが「IPsec VTIで自動追加されるルートのデスティネーションと
重複している」かつ「ルートテーブルとして無効な設定」だった場合
 
 ▼無効な設定
 ターゲット IPアドレスがデスティネーションに含まれるようなルートテーブル
 (例:デスティネーション 192.168.1.0/24、ターゲット IPアドレス 192.168.1.1)
 

動的IPを設定している場合

 
拠点間VPNゲートウェイで動的IPを設定している場合、VPN接続できないことがあります。
詳細は以下をご参照ください。
 
▽ご参考
公式FAQ【拠点間VPNゲートウェイで動的IPを設定し、再起動を伴う操作(再起動、アップグレード、ロールバック)実施後にVPN接続ができなくなった。】
https://faq.support.nifcloud.com/faq/show/2359?site_domain=default