サーバーへの IPv6 アドレスの割り当て可否については以下の通りとなります。
・共通グローバル -> IPv6 アドレス割り当て "不可"
・共通プライベート -> IPv6 アドレス割り当て "不可"
・プライベートLAN -> IPv6 アドレス割り当て "可能"
プライベートLAN 上での IPv6 アドレス割り当てにつきましては、
以下のいずれかの方法で実施いただく必要がございます。
・お客様側でご用意いただいた IPv6 の IP アドレスを OS 上で割り当てる。
・SLAAC (Stateless Address Auto Configuration)でサーバーにIPv6のIPアドレスを割り当てる。
・お客様側でプライベートLAN 上に構築いただいた DHCPv6 サーバーを利用して DHCPv6 で割り当てる。
※IPv6を割り当てたサーバーにニフクラ ファイアウォールを設定する場合、
ICMPv6-all を許可する必要があります。
※お客様がDHCPv6サーバーにニフクラ ファイアウォールを設定する場合、
UDP 547を許可する必要があります。
※ニフクラのルーターで提供されている DHCP 機能はIPv6 アドレスの払い出しに対応していないため、
ニフクラのルーター (DHCP 機能)を利用した IPv6 アドレスの割り当てはできません。
※共通グローバルに IPv6 アドレスを割り当てることができないため、
外部から (インターネット経由で) IPv6 アドレスを使用してニフクラのサーバーに
直接アクセスすることはできません。
ニフクラの「ロードバランサー(L4)」には IPv6 アドレスを割り当てることが可能であるため、
ロードバランサー(L4)に IPv6 アドレスを割り当て、当該ロードバランサー配下にサーバーを設置すること
で、外部から IPv6 アドレスを使用してサーバーと通信することが可能になります。
IPv6 アドレスでの通信が必要である場合は、ロードバランサー(L4)の利用もご検討ください。
▽ご参考
仕様・機能【ロードバランサー(L4)】
https://pfs.nifcloud.com/service/lb_l4.htm