作成済みディスクの拡張がサポートされているOSのサーバーへ割り当てている増設ディスクの
容量を拡張することは可能です。
それ以外の場合は、増設ディスクの容量を変更することはできません。
容量の拡張が可能な場合
操作については下記をご覧ください。
クラウドユーザーガイド【コンピューティング:増設ディスクのディスク拡張後のパーティションの拡張:Linux系OSの場合】
容量の拡張が不可能な場合
容量が不足される場合は、新たに増設ディスクを作成し、
サーバーに接続していただくことで容量の追加が可能です。
※1台のサーバーに接続可能な増設ディスクは14台までとなります。
なお、増設ディスクの容量縮小をご希望の場合は、以下の手順を参考に
データのコピーを行った上で、必要に応じてコピー元増設ディスクの削除を行ってください。
■ Linux系OSの場合
- サーバーを停止します
- 移行先ディスクを作成し、サーバーに接続します
- サーバーを起動します
- 以下のページを参考に移行先ディスクのフォーマットを実施します
クラウドユーザーガイド【コンピューティング:追加したディスクの設定方法(マウント手順):Linux系OSの場合】
https://docs.nifcloud.com/cp/guide/login/mount_linux.htm
- 移行元ディスクへアクセスしているプロセスを停止します
※富士通ではお客様側のプロセス確認が取れませんので、
お客様にて停止の確認をお願いします。
- コピーコマンドなどを利用して、移行元ディスクからデータを複製します
※データを移行する時間帯やデータ容量にもよりますが、おおよその目安として
1GB/分程度の時間がかかります。
[例]
# cp -pR /移行元ディスクのマウントポイント /移行先ディスクのマウントポイント
- fstabに移行元ディスクに関する記述がある場合はコメントアウトします
- サーバーを停止します
- 移行元ディスクを切断します
- 移行先ディスクを一旦切断します
- 移行先ディスクを再度接続します
※OSの仕様により、手順10.11.を実施するとディスクの接続順にscsi番号が整理されます。
すでにディスクが追加されている状態(デバイス名sdbと認識されている)で、
後からディスクを追加するとデバイス名はsdcと認識されます。
しかし、始めに追加したディスクを削除して、OSを再起動すると追加したディスクが
sdbに繰り上がることがあります。
このため上記作業を実施して、scsi番号がズレないように設定を行う必要があります。
- サーバーを起動します
- 移行先ディスクのデバイス名を確認します
[例]
#fdisk -l
- 必要に応じて確認いただいたデバイス名をもとにfstabをお客様環境に合わせて編集します
- 必要に応じて移行先ディスクをマウントします
[例]
#mount /マウントポイント
- お客様システム/サービスの動作確認をお願いします
-
移行元ディスクの削除を実施します
※移行元ディスクを残すことも可能ですが、
その場合は、通常のディスク利用料金が発生いたします。
■ Windows系OSの場合
- 新規にマウントした追加ディスクを設定します
クラウドユーザーガイド【コンピューティング:追加したディスクの設定方法(マウント手順):Windows系OSの場合
https://docs.nifcloud.com/cp/guide/login/mount_windows.htm
- 既存の追加ディスクへアクセスしているプロセスを停止します
※富士通ではお客様側のプロセス確認が取れませんので、
お客様にて停止の確認をお願いします。
- コントロールパネルを開きます
- [デザイン]-[フォルダーオプション]-[表示]タブで、隠しファイルなどを表示させます
- コピー元ドライブのファイルをすべて選択し、コピー先ドライブへコピーします
※データを移行する時間帯やデータ容量にもよりますが、おおよその目安として
1GB/分程度の時間がかかります。
- [コンピューターの管理]-[記憶域]-[ディスクの管理]を右クリックします
- ボリュームを右クリックし「ドライブ文字とパスの変更」をクリックし、
「変更」ボタンをクリックします
- お客様システム/サービスの動作確認をお願いします
- 移行元ディスクの削除を実施します
※移行元ディスクを残すことも可能ですが、
その場合は、通常のディスク利用料金が発生いたします。
※増設ディスクは、ディスクの台数、容量に合わせた課金体系となります。
増設ディスクの入れ替えを行われる際は、あらかじめお客様側で費用をご確認のうえ
旧増設ディスクと新増設ディスクの料金プランをご検討ください。
なお、料金プラン変更は翌月より反映されます。