本ページでは、VMware Tools / open-vm-tools のインストール状態に応じた
アンインストール手順をご紹介いたします。
※アンインストールが完了した状態でサーバーの停止を実行してしまった場合、
次回起動時にネットワーク通信が行えない状態となってしまいますので、
必ず以下FAQでご紹介している VMware Tools あるいは open-vm-tools の
インストール手順との組み合わせでご利用ください。
VMware Toolsの場合
◎Red Hat Enterprise Linux / CentOS サーバー
- VMware Toolsがインストール済であることを確認します。
# vmware-toolbox-cmd -v
▽参考
公式FAQ【VMware Tools / open-vm-toolsのバージョンを確認したい。】
https://faq.support.nifcloud.com/faq/show/27?site_domain=default
- VMware Toolsのインストール形態を確認します。
以下コマンドの実行結果により、パッケージが検索された場合は、
OSP版のVMware Toolsです。以下3-1. を実行ください。
そうでない場合はISO版VMware toolsと判断します。3-2. を実行ください。
# rpm -qa | grep vmware-tools
※VMware ToolsにはLinuxゲストOS用Operating System Specific Package
(以降、OSP版と表記します)を使ってインストールする形式と、
ISOをマウントしてtar.gzをインストールする形式(以降、ISO版と表記します)がございます。
- 手順2の実行結果により、3-1, 3-2いずれかを実行します。
3-1. (OSP版の場合)以下のrpm削除コマンドを立て続けに実行します。
# rpm -e vmware-tools-esx
# rpm -e vmware-tools-esx-nox
# for file in `rpm -qa|grep vmware-tools-esx-kmods`; do
> rpm -e $file
> done
# rpm -e vmware-tools-thinprint
# rpm -e vmware-tools-hgfs
# for file in `rpm -qa |grep vmware-tools-plugins`; do
> rpm -e $file
> done
# rpm -e vmware-tools-user
# rpm -e vmware-tools-services
# for file in `rpm -qa |grep vmware-tools|grep kmod|grep -v vmci`; do
> rpm -e $file
> done
# for file in `rpm -qa |grep vmware-tools|grep kmod|grep vmci`; do
> rpm -e $file
> done
# for file in `rpm -qa |grep vmware-tools|grep common`; do
> rpm -e $file
> done
# rpm -e vmware-tools-help
# rpm -e vmware-tools-guestsdk
# rpm -e vmware-tools-core
# rpm -e vmware-tools-libraries-x
# rpm -e vmware-tools-libraries-nox
# rpm -e vmware-tools-guestlib
# rpm -e --nodeps vmware-tools-xorg-drv-mouse
# rpm -e --nodeps vmware-tools-xorg-drv-display
# rpm -e vmware-tools-foundation
3-2. (ISO版の場合)以下のVMware Toolsアンインストールコマンドを実行します。
# vmware-uninstall-tools.pl
- VMware Toolsが削除されていることを確認します。
# vmware-toolbox-cmd -v
-bash: /usr/bin/vmware-toolbox-cmd: そのようなファイルやディレクトリはありません
◎Ubuntu サーバー
- VMware Toolsがインストール済であることを確認します。
# vmware-toolbox-cmd -v
▽参考
公式FAQ【VMware Tools / open-vm-toolsのバージョンを確認したい。】
https://faq.support.nifcloud.com/faq/show/27?site_domain=default
- VMware Toolsのインストール形態を確認します。
以下コマンドの実行結果により、パッケージが検索された場合は、
OSP版のVMware Toolsです。以下3-1. を実行ください。
そうでない場合はISO版VMware toolsと判断します。3-2. を実行ください。
# sudo dpkg -l vmware-tools-*
※VMware ToolsにはLinuxゲストOS用Operating System Specific Package
(以降、OSP版と表記します)を使ってインストールする形式と、
ISOをマウントしてtar.gzをインストールする形式(以降、ISO版と表記します)がございます。
- 手順2の実行結果により、3-1, 3-2いずれかを実行します。
3-1. (OSP版の場合)以下コマンドにより、VMware Tools関連パッケージを
一律アンインストールします。
# sudo apt-get remove --purge 'vmware-tools-*'
3-2. (ISO版の場合)以下のVMware Toolsアンインストールコマンドを実行します。
# sudo vmware-uninstall-tools.pl
- VMware Toolsが削除されていることを確認します。
# vmware-toolbox-cmd -v
-bash: /usr/bin/vmware-toolbox-cmd: そのようなファイルやディレクトリはありません
open-vm-toolsの場合
◎Red Hat系Linux 6のEPEL利用、Red Hat系Linux 7以降の場合
- 現在インストール状態のopen-vm-toolsバージョンを確認します。(以下、実行例です)
# rpm -q open-vm-tools
open-vm-tools-x.x.x-x.x.x86_64
- 以下コマンドにより、open-vm-tools関連パッケージを一律アンインストールします。
# yum remove open-vm-tools
- open-vm-toolsが削除されていることを確認します。(何も出力されません)
# rpm -q open-vm-tools
◎Ubuntu 14.04以降の場合
- 現在インストール状態のopen-vm-toolsバージョンを確認します。
# sudo dpkg-query -s open-vm-tools
- 以下コマンドにより、open-vm-tools関連パッケージを一律アンインストールします。
# sudo apt-get --purge remove open-vm-tools
- open-vm-toolsが削除されていることを確認します。
# sudo dpkg-query -s open-vm-tools
dpkg-query: package 'open-vm-tools' is not installed and no information is available
Use dpkg --info (= dpkg-deb --info) to examine archive files,
and dpkg --contents (= dpkg-deb --contents) to list their contents.